アオちゃんを含めBALIUSシリーズにはセンタースタンドってのがございません。
普段はサイドスタンドだけでも申し分ないんですけど、
チェーンメンテナンスするときとかは、チト面倒くさい・
後輪が持ち上がらないから、少しずつ前進しながらオイルを挿して行きますが、非常に効率が悪い!
サイドスタンドで立てて、シートカウル持って気合いで持ち上げてタイヤを蹴って回すって手もありますけど、ちょっと強引かな〜
 
今後、色々メンテナンスする事を考えると、車体を垂直に保持する為の手段を講じといた方が便利。

 
メンテフック1J-TRIPさんのスイングアームフックボルトさんを用意しました。
 
アオちゃんのスイングアームにもフックボルト用の台座が溶接されているので、こいつを付けておけばVフック式のレーシングスタンドが使える様になります。
ボルトオンで取り付けられるはずなのですが・・・
Kawasaki乗りの方なら、もうご存じですな〜
メンテフック2川崎重工さんの溶接職人さんが精魂込めて美しいビートで台座を取り付けていただいております。非常にありがたい事なのですが、実はこれが問題。
 
フックボルト取り付け面まで溶接痕が・・・・
Kawasaki独自の「仕様」らしいっすね(笑
フックボルトを取り付ける為には台座側を削るかフックボルトスペーサーを削るかしかないんですけど、今後の事を考えると台座側を削っといた方が良いのでしょう。
メンテフック3家の中からタップを継ぎ足して、久々にプロクソン・ミニルーター君の登場っす!
ハイスビット付けていざ出陣!
スイングアームに傷を付けないようにはみ出した溶接部分のみ削って行きます。
とは言え、相手は柔らかいアルミ
簡単に削れるのですが、勢い余ってってのが恐ろしい。結構気を使います。
メンテフック4チョコット削り過ぎた感じもなきにしもあらずっすけど(^-^;
まあまあの仕上がりかな〜
メンテフック5ボルトオンして完成〜!
 
でも、このねじ穴君たら、塗装が入り込んでるのか結構シブシブな感じでしたな〜
しょうがないので、ボルトにスレッドコンパウンドを多めに塗って、少しずつ少しずつ絞め込んで行きました。
数往復したら問題ないレベルのスムーズさになったんで、溝を舐める事もなく左右とも作業完了。
 
ショッピングサイトを見ていたら、フックボルトにスライダー機能を持たせたタイプが有ることを知りました。
どれだけ効果が有るかは分かりませんけど、交換してみることに〜
スタンドフック・スライダースライダータイプのスタンドフックを販売しているメーカーは数社ありましたが、今回手配したのはAGRASさんのスタンドフックスライダーという物。
 
Kawasaki用という事で、10mmボルトのタイプ。
黒と白がラインアップされてたんですけど、あまり目立たせたくなかったんで、白にしておきました。
スタンドフック・スライダーこんな感じ、レーシングスタンド受けの部分がジュラコン製。
ツルツル・ニュルニュルしたさわり心地(笑
 
これを取り付ける事で、転倒した時にスイングアームやリアアクスルのダメージを軽減するための物ですね。 
スタンドフック・スライダーまあ、取付自体は至って簡単。
既に台座加工は済んでいるので、ボルトオンするだけですね
 
ただ、BALIUS2はボルト取付位置が若干奥まっているので、径が大きくなったフック受け部分がスイングアームに干渉しそうな感じ。
付属の薄手のスペーサーで取りあえずは干渉せずに取付可能でしたけど、もう少し厚みのあるスペーサーの方が良いかもですね。
(その場合はボルトの長さが足りなくなるかも?
この位置だとスライダー効果が有るのかはチト疑問ですけど、まあ気休め程度ですね〜
たぶん左に転倒した場合はステップ、右に転倒した場合はマフラーが擦りますな
アクスルシャフトやボルトが削れて、抜けなくなるのは防げそうな気がしますね、有った方がマシって感じかな(笑