ノーマルのステップポジションが若干好みに合わなかったんで、TAKEGAWAの「アジャスタブルステップキット」を使用しておりましたが、ステップ位置だけの変更(ステップベースをずらす構造)。
少々、違和感がある部分がありました。
改善するためにはバックステップを導入するしかない・・・
BALIUS2用のバックステップは数種ラインアップされていますが、タンデムステップまでしっかり作られてたり、ノーマルと同じようにマフラー固定出来る物は少ない。
出来るだけ「いじっていませんよ感」を出したい管理人(笑
選択肢は有りませんので、高額なBEET JAPAN「ハイパーバンク(固定式)」を導入してしまいました。
不意にステップが跳ね上がるのが嫌なんで「固定式」。けして価格が安いからではございません(笑

 
ハイパーバンクさすがは天下のBEETさん。
商品としてのパッケージは最高ですね〜
パーツ事にパッキングされて、まるで純正部品の様です。
 
メインホルダー、ステップホルダー、タンデムステップホルダーの3箱で届きました。
BEETさんはこういう風に、パーツ事に商品在庫管理してるのかな?って感じが伺われるパッケージですね〜
ハイパーバンク箱開けたら、ちょっと?
 
なぜかメインホルダーがブラック・アルマイトの物が入っておりました。
特にオプション・カラーをオーダーしてないので、全部シルバーで来る物と思ってたんですけどね〜
仕様変更?
 
たぶん出荷ミスなんでしょうね〜
他人と同じが大嫌いな管理人は、結果オーライ。(爆
返品掛けることもなく、そのまま使う事に決定!
現品を色々チェックしてみました。
チェンジ、ブレーキの両ペダル共に、可動部分にはベアリングが仕込まれていて、動きが非常にスムーズ。
若干シフトが堅めのアオちゃん(BALIUS2)でございますから、だいぶシフト・フィーリングが良くなりそうですね〜
各シャフトエンドにもしっかりピロボールベアリングが仕込まれていますんで、無理な力が加わったりとかは無さそう。
不意のギア抜けも無くなりそうな予感。
各部の仕上げも流石のBEETさん。非常にキレイですね。パーツエッジで手を切りそうなんて事も無いし、とても作りが良いです。
ステップは固定式を選択しましたけど、各ペダルの先端部は可倒式。シフトペダルが折れたら走れなくなりますから、これはありがたい仕様ですね〜
価格的にはちょっと腰が引ける感じですけど、この仕上げなら納得です。
 
と言うことで、早速取付作業に取りかかります。っても台風の大量到来で2週間放置状態になっていたのでした・・・
今年(2013年)はこんな時期(10月)に台風多すぎ・・・
ハイパーバンクまずは比較的簡単な左側(シフト側)からの作業開始。
チェンジリングを外してからノーマル・ステップホルダを取り外し。
 
特に固着もなく(以前のメンテでスレッドコンパウンド塗布済み)取り外せます。
チェンジリンクは固定ボルトを全抜きしないと外れない構造になってるんすな。ちょっと悩んだ。
このボルトは純正を流用するので無くさないように。
ハイパーバンクメインホルダーを付属ボルトで固定。
間にアルミカラーを挟んでの取付。
まあ、これも特に問題は無いですね。
ハイパーバンクそんでもってステップホルダーの取付。
順番的にはシフトチェンジシャフト、チェンジカムをセット。チェンジカムを固定。ステッププレートを取付って感じがスムーズに作業できるかな〜
チェンジカムとステッププレート取付後にシャフトを取り付けるのは困難だと思う。
シフトチェンジシャフトは長短2本が付属してるので、長い方を使用。ポジションは一番後ろ上にする予定。
(STD位置に借り止めして、後で変更)
これでシフト側の交換は完了。特に問題も無く、短時間で作業できます。
手でシフトさせて見た感じでは「超軽い!」。こりゃシフトチェンジが楽になりそうだな〜
 
さて、続けて右側(ブレーキ側)の作業に入るのですが、こちらはリアブレーキ・マスター、ブレーキスイッチとの接続や、マフラーマウントやらが有って、ちょっと大変。
ハイパーバンクノーマルもステッププレートがマフラーマウントを兼ねているので、マフラーが落っこちないように事前準備。
紐でマフラーをつり下げておきます。
ガツッ!ってなってマフラーに傷ついたら悲しいですからね〜
(この作業時点でマフラーはほぼ新品です)
ハイパーバンクノーマルステッププレートの取り外し。
表側からリアブレーキ・マスタ固定ボルトを外して、裏側に付いているブレーキスイッチを取り外し(スプリングも)
ブレーキマスターに連結しているブレーキペダル固定部の取り外しが意外と面倒。
色々繋がってて、ぶら下げた状態での作業があるので、エキパイやマフラーを保護しておいた方が良いかもですね。
(左側と比べると、結構時間かかった)
ブレーキマスタの固定ナット1個、ブレーキスイッチのアジャストナット(樹脂)は純正流用します。
ハイパーバンクリアブレーキ・マスターにリターンスプリング等、諸々取り付けてからメインホルダーの取付。
事前にブレーキスイッチは取り付けておきます。
写真ではブレーキマスターとブレーキペダルが取り付けてありますけど、作業的にはペダルに取り付けてあるピロボールを外して作業した方がやりやすいかも。
ハイパーバンクステップホルダーの取付〜
これが面倒臭かった・・・
事前にブレーキペダルにブレーキスイッチ連動用のプレートを固定するのですが、ブレーキペダルの形状がマニュアルと違ってる。ブレーキペダルを基準にして角度を決める指定になってるのに形が違うって・・・
そこだけクリアしたらステップホルダー固定は問題なし。
ブレーキマスタも固定しておきます。
STD位置に借り止めしてセットしてから、位置変更しろって書いてあったけど、日が暮れてきて焦ってたんで、一番後ろ上でセットして作業。
よい子はマニュアルに従って作業しましょう(笑
ハイパーバンク続いてタンデムホルダーの組み立て・固定なのですが、純正のステップを流用します。
Eリングとか小さくて飛びやすい部品もありますので、室内で作業。
純正ステップ周りは全部流用です。
サイレンサーステーは取付角度が2ヶ所選べるので、事前に純正の角度を確認してからの取付になります。
ステップピンが少し長くて余ってる。
取付自体は問題ないけど、なんか気持ち悪い。付属でワッシャー1枚ずつあるけど、足した方が良いかも。
ハイパーバンクと言う事で取付完了!
 
作業には3時間くらいかかったので、外は真っ暗(作業は10月末に行っております)。
全体像の写真は撮れませんでしたが、一応、ステップ部だけ撮影。
 
ブラック・アルマイトのメインホルダーとシルバーのステップホルダ、タンデムステップホルダーの対比がキレイですね〜
たぶん出荷ミスだと思うけど、結果オーライ(笑
ハイパーバンクBEETさんのハイパーバンクは仕上げが素晴らしくて、純正部品かと見まごうばかり。
パッと見、イジっていませんよ感充分です。
管理人の思惑通りですね(笑
 
後は実際に走らせながら、ペダル位置の調整をすれば完了。
シフト側はシャフトを回して調整するだけだけど、ブレーキ側は調整するのに、多少の分解が必要なんで、ちょっと大変かも
(;^_^A
ハイパーバンク後日、明るい内に記念写真(笑
 
ちょこっとの事ですけど、今まで割と目立ってたフットプレートが無くなって、黒ベースになって、ずいぶんとシンプルな見た目になりましたね〜
 
MotoGearフルエキとも相まって悪くないっすね〜
ハイパーバンクアオちゃん(BALIUS2)が一番格好良く見える角度っす。
 
見た感じちょこっと窮屈な気がしないこともないんですけど、元々親指付け根辺りでステップ踏むのが好きなんで、ちょうど良い具合っぽいっす。
それほど倒し込まないんで、バンク角が広がってるのは関係ないかな〜(爆