最近のバイクはキックスターター無しでセルモーターのみってのが多いですよね〜
アオちゃん(BALIUS2)も同様にセルスターターのみ。
従って、バッテリー電圧が下がると始動不良が起きるわけですね、勿論電圧無くても押しがけはできますけどね
有り余る体力があっても、押しがけはちょいと辛いですから、電圧管理は重要になってきますな。
と言うことで、電圧計の取り付けを行ってみましょう。

 
電圧計入手が楽で、防水機能がしっかりしてる物ってことで、「KOSO Minimotoコンパクト電圧計」を選定いたしました。
 
ハーネス分岐用の端子も付属してますけど、グリップヒーター用の分岐ハーネスが生かしたままになってるんで、結線はそいつを利用いたします。
端子はグリップヒーターからの移植です。
 
取り付けにはステーが必要なんですけど、専用品を買うのもバカバカしいんで、アルミ板から切り出して自作してます。
電圧計取り付け位置は色々検討してみたんですけど、ここが一番収まり良かったっす。
もっと目立たないところの方が良いんですけどね〜
まあ、しょうがないっすな。
 
この位置ならライトケース内の分岐ハーネスへの取り込みも楽そうですね。
ステーの取り付けは強力両面テープ。電圧計の取り付けはベルクロテープになってます。
電圧計という事で結線してみましょうか〜
 
ライトケース内に残してある分岐ハーネスに差し込むだけなんで、超簡単。
付属の分岐パーツを使用する場合はプラスの配線とアース配線に挟み込む感じになるのかな?
 
丸印になってるのが分岐ハーネスっす。
電圧計イグニッションキーと連動する結線になってますんで、イグニッションONで電圧計も機能します。
 
エンジンをかけて無い状態で12.4〜12.5Vくらいですね〜
もう少し高いかと思ったんですけど、2週間ほど乗ってないんで、かなり電圧落ちてるみたいですな。
電圧計そんじゃエンジンON!
 
ありゃ、やっぱりアイドリング(1,500〜1,750r.p.m)じゃ充電電圧にはなって無い様ですな(;^_^A
これじゃバッテリー上がっちゃいますね〜
電圧計ちょいと回転上げていきますか〜
 
お〜2,000r.p.m.程で発電量が上回る様ですね。
14.0〜14.5Vまで上がりますね〜
 
この位の電圧があれば、セルモーターによる始動も安心できますな〜
この電圧計を付けた事でアオちゃん(BALIUS2)の特性が分かってきました。エンジンのかかりにくさは、電圧も原因の様ですな。
初期電圧が12V程度だとセルを回すと12V以下(11.5V位)に落ちるんですね、そうすると電圧不足で点火が安定しない感じ。
だもんでチョークで回転数を4千回転程度にした状態で暖気。
電圧が安定して点火が良くなるって感じなのかな?
 
電圧計と言うことで40kmほど走ってからの電圧チェック。
走ってる間はだいたい13.7〜14.0V位とウロウロしてますな
4気筒高回転型のエンジンだと、電力消費は激しそう。
発電量が充電に当てられる分は少ないのかもしれませんね〜
 
帰宅して一旦エンジンを切ってから、再びイグニッションキーをONにしたときの電圧です。
12.9Vっすな。
これならセル・スタートには充分ですけど、もう少し高いと思ってたんですけどね〜
もっと距離を走らないとダメかな〜