高回転型エンジンを持つアオちゃん(BALIUS2)ですが、普段街中を走るときは回転数はあんまり上げません。
うるさいし、近所迷惑ですからね〜(;^_^A
でも、そうするとエンジン内にカーボン汚れが付きやすくなるみたいで、プラグもカブリ気味になってしまいます。
走り出せばすぐに戻るのですが、問題なのは「始動性が極端に落ちる」って事。
こまめにプラグ交換して、始動性が良い状態に保ちたい所ですが・・・
 
プラグ1純正指定のプラグでも問題ないとは思いますが、今回はイリジウムプラグNGK CR9EIXに交換します。
プラグ2まずは一番簡単な4番からスタート。
 
純正プラグレンチ+14mm板ラチェットで問題なく交換できました。
プラグ3続いて3番。
 
僕の太い手でもギリギリ入ったんで、ここも純正プラグレンチで交換。
プラグ4ここから少し難易度が上がってきます。
1番は上部が狭いっすからプラグレンチ入れるのに少し苦労。
 
それでも何とか入ったんで、ここも純正プラグレンチで交換できました。
さ〜最難関の2番っす。ここはもう狭くて手は入らない・・・
プラグキャップ抜くだけで一苦労。
プラグ5とあるサイトで紹介されてた工具を使ってみました。
●マグネット付きプラグレンチ
●75mmエクステンション
●150mmエクステンション
●ユニバーサルジョイント
●ラチェットハンドル
 
これを使うためにはタンク外しが必要になります。
プラグ6ここからSP工具を差し込みます。
 
プラグ外しも取付もこれなら楽々っす(タンクは外さないとできませんけど)

プラグ7さ〜全部交換完了しました〜
どうなんでしょう?
 
昔はキツネ色って言ってたけど、最近は違うみたいっすね。
4本とも焼け具合はだいたい一緒。ちょっと黒目のグレーって感じ。
まあ、OKなんでしょうな?

でもって、問題の始動性っすな!
タンクを元に戻して、10秒ほどPRIにしてガソリン送り込んで、セルON!
うお!チョーク無しで一発始動!
最近、気温が下がって来て始動・暖気に苦労することが多かったんですけど、こんなにスムーズに始動したのは初めての経験かも!
イリジウムが良いのか、新品プラグだからかは分かりませんが、良かった良かった!
始動性悪くなってきたらプラグ交換っすな。
 
 
さて、イリジウムプラグへの交換から約5000キロ弱走りました。
特に点火性が悪くなってる様子も無いし、かぶり・焼けに伴う不具合も無さそうなんすけどね、
一応、定期交換って事でプラグ交換2回目っす〜
前回はタンクを外して、上側からのアプローチでしたが、今回はマニュアル通りの横からのアプローチを試してみましょう。
プラグ8まずはお約束のプラグホール上の砂塵除去。
コレやっておかないと、最悪な場合、シリンダー内に小石とか落ちちゃいますからね。
今回もエアダスターでシューっとね、
 
あっ、作業スペース確保の為、ラジエーターカバーは外してますよ〜
ほんの少しですけど、上方作業スペースが増えるんですわ。
プラグ9簡単な方から処理していきましょう。
4番は普通に作業できますね、
純正プラグレンチと板ラチェットがあれば苦労はありません。
プラグ10続いて3番っすね、
ここも若干遠くて作業し辛いですけど、特に問題は無い感じです。
手が分厚い管理人的にはギリギリ感満載ですけどね(笑
プラグ11さて、車体左側に移ります。
ここからが苦行の始まりですね(;^_^A
1番は上に配管やらなんやら有って、チトきついですけど、なんとか手も入って緩めも締めも可能でした。
プラグ12さて、最難関の2番・・・
真横からでは折れ曲がりタイプの純正プラグレンチでも入れづらいのね、
だもんで、ラジエーターカバーを外した斜め上からアプローチします。
ここからなら、なんとか入りますね〜
プラグ13非常に遠くて狭いスペースなんで、板ラチェットも入れづらいのです。
初期の緩めは可能ですけど、その後の抜き取りに至る回転作業はムリ・・・
どうしましょう・・・・
プラグ14今回もスペシャルツーッに登場いただきました(笑
前回同様にマグネット式プラグレンチとエクステンション、ユニバーサルジョイントの組み合わせっすな〜
プラグ15でもって、スペシャルツールもラジエーターカバー跡から差し込んでゆきます。
これで何とか古プラグの抜き取りも、新プラグの差し込みもOKでございました。
最後は板ラチェットで締めれば完了!
プラグ16さて、苦労して抜いたプラグはどうなってますかね!
 
3番だけ若干ですがくすぶってますね〜
まあ、問題ないレベルだとは思いますけど、
端子の減り方とか見る限り、まだまだ全然使えそうな感じ。
イリジウムなら7千〜1万キロくらいは持つのかな?
 
ストレート構造のフルエキに換装してあるせいか、前回交換時のウェッティさが無くなって、非常に良い焼け具合な気がしますね、
排気効率が良くなってシリンダー内の状態も良好なのかな?
燃料タンクを取り外す手間をかけずにプラグ交換する方法を試してみましたが〜
実際はラジエーターカバー外さなきゃいけなかったり、手が厚いせいでスペシャルツールが必要になったりで、作業の手間的にはあんまり変わらなかったかな?
どちらにせよ、管理人の走行距離数ではそれほど頻繁にやる作業では無いですからね、交換時の手間は諦めましょう!(笑
あとは走行距離で管理して、早め早めに交換していけば問題ないでしょう。