非常に気になっておったフロント周りからの「コツコツ音」
実は思い当たるフシがあるんですよね〜
 
転かされた時にフロントフォークが捻れた様な気がして、ジャッキアップしてからトップブリッジ、アンダーブリッジのボルトを緩めて調整したりしたんですけど
ブリッジを緩めると言うことはステムシャフトへのテンションが下がるって事っすな。
 
たぶん、ステムナットに緩みがでたのではないかと・・・・

 
という事でステムナットの調整(増し締め)ってみましょうかね〜
 
ステムナットってのは↓の部分っすな。
ステムナット1ステムナットでステムシャフトを引き上げて、トップブリッジを挟んだトップナットとダブルナットの様に固定する構造になってますね。
本当はタイヤ類、トップブリッジ外して調整するのが本式なんでしょうけど〜
 
今回は簡易的な増し締め調整をやって見ようと思います。
ステムナット2まずはアンダーブリッジのボルトを左右とも緩めます。
ケッコウなトルクで締まってますけど、ちゃんとした工具を使えば舐める事はないですね。
ステムナット3続いてステアリングヘッドボルトを緩めます。
 
27mmかな?こんなデカイボックス持ってないし〜(;^_^A
しかもアオちゃん(BALIUS2)はハンドルバーが邪魔してボックスは入らないな
次回の為にスパナを買ってくるとして、今回はモーターレンチを使用しました。
これもハンドルブラケットが邪魔して回しづらいですけど、多少緩めば良いだけなんで、頑張って回します。
ステムナット4この後の作業は締め付けトルクの微調整が必要なんでジャッキアップ。
 
フロントタイヤが軽く浮く位で充分ですね。
それとタンクも邪魔になるんで外しておきました。

ステムナット5ステムナットはピンスパナ(フックレンチ)で調整できます。
 
あ〜思った通り、かなり緩んでおりました。
 
一応サービスマニュアルには締め付けトルク指定もあるんですけど、ベアリングの減り具合や当たり具合の微調整になるんで、ココはカンで行った方が良いんでしょうね〜
このHONDA純正ピンスパナだとトルクレンチ使えるんだけどね(笑

とりあえず締め込んで行きながら、ハンドルを左右に切って、絞め付き過ぎにならないようにしながら、徐々にトルクをかけて行きます。一杯まで締め込んだあと、少し戻す感じでオッケーかな?
特に引っかかりも無く、抵抗もなくフリフリするんで問題なさそう。
 
逆の手順で各ボルトを仮締めしてからジャッキダウン。本絞めしてからテスト〜!
 
「コツコツ音」解消〜!
 
早めにコツコツ音に気がついて直せて良かったっす。
そのまま走り続けたらベアリングとかレースにダメージ出てたかもしれませんね
アオちゃんはまだ1万4千kmくらいしか走ってませんから、ベアリング打ち換えってのはもったいないですからね〜