フロントブレーキに関しては色々といじっくって、やっとこ理想のブレーキタッチ&パワーを獲得した感じなんですけどね、 その性能を維持していくためには、メンテナンスもコマメに行わないとですね、 特にキャリパーはシールと油圧で微妙な動きをするにもかかわらず、風雨に晒され、ブレーキダストまみれになりがち、 そのままじゃ最高能力は発揮できませんから、丸洗い大会に行ってみますかね〜 |
![]() ベータピンを抜くだけで、パッドを外せる構造なんですけどね、キャリパー換装後、ノーメンテでしたわ(笑 |
![]() キャリパーはマスターとブレーキホースで繋がったままですから、こんな方法をとってみました。 小型のバケツを紐で吊って、キャリパードブ付け(笑 |
![]() シール類を痛めちゃうから、酸性や強アルカリ性の洗剤は使わない方が良いでしょうね、 バイクシャンプーでも良いんじゃないかと思いますな。 |
![]() オーバーホールの時にも使いましたが、今回もメタルラバーの登場です。 ゴム系と金属のこすれる部分の潤滑はコレが手軽で一番ですね。 あっ、便利だからって言っても、絶対にパッド面やディスクに付けちゃダメですよ! 万一付いちゃったら、パーツクリーナーとかで完全に脱脂しましょうね! |
![]() 4つのピストンがスムーズに動く用になるまでグリグリと、 あんまり勢いよく回すと、ピストン抜けちゃいますから要注意ですな。 普通にやってれば抜けることは無いですけどね(笑 |
![]() NプロジェクトのキャリパーサポートでNissin4ポッドキャリパーを取り付けて、デイトナゴールデンパッドを使用した場合、パッド当たり面が少しだけディスクからはみ出すんですよね、 矢印の部分が1mm弱ほど残っちゃうんですな、 勿論、このままでは気分悪いので、ヤスリで削っておきます。 それ以外の部分は変な偏摩耗も無さそうな感じっす。 |
さあ、あとは組み付けるだけなんですけど、今回はチト寄り道を、 |
![]() 今使ってるNプロジェクトのステンレスパッドピンは差し込み側の先にベータピン用の穴が開いてるタイプ。 管理人の素人考えだと、図上の方法で締結するんだろうって思ってたんですけどね、 図下の方法で締結してる人が結構多いんですわ、 どっちが正しいんだろうね? |
![]() このワイヤーツイスターって道具、便利ですね〜! ワイヤーを挟んで固定、お尻のノブを持って引き出すと綺麗に巻き上げられますね、 手で巻く労力を考えたらこれ一家に一個だわな(笑 |
![]() 上側と下側でワイヤーの長さが変わっちゃったのはご愛敬っすな、 慣れればもっと均一に巻けるようになると思うわ、 これでパッドピンの抜けともさようならですね、 その代わり、メンテ時は面倒になったけどね(汗 |
さて、ブレーキキャリパーの清掃作業はこれで終わりですけど、一応、フルード交換についても記載しておきましょうかね、 管理人は何度もキャリパー、マスター、ホースの換装を行っているの、実は普通にメンテナンスでフルード交換する事はあんまり無かったりするんですわ(笑 ブレーキフルードは熱せられたり、空気中の水分を吸い込んだ入りして劣化しますからね、年1回程度は全交換したい所ですな。 |
![]() キジマ製のブレーキフルードチェンジャーなんですけどね、付属の樹脂製ボトルが負圧でへこんじゃうんで、ボトルだけ変えてます。 アルミ製の自転車用のドリンクボトルですな 手近に有って口サイズが合ったってだけの事っす(笑 |
![]() ブレーキフルードは塗装面を浸食しますが、水で中和されるので、フルードが跳ねそうな所を水に濡らしたタオルで覆っておきます。 これをやるかどうかで、精神衛生上段違い、 慌てずにすみますからね〜 |
![]() マスターのフルードポット内のフルードを新しい物に入れ替えて、キャリパー側から吸い出していくだけ、 出てくるフルードの色が透明の新品状態になったらOKですな。 気を付けるのはフルーポット内を空にしないこと! 一瞬でも空になったら、もれなくエア抜きが待っております、 |
![]() アオちゃん(BALIUS2)はセミラジアルマスターを使用していますので、マスター側からエア抜きしないとダメ・・・ 非常に面倒臭い!(笑 なので、エアが噛まないように細心の注意で作業します。 |
ブレーキ関連のメンテナンスは、ちょっとでも間違うと、全然ブレーキが効かない!なんて事にもつながります。 プロに任せるのが一番確実ですけど、キャリパーの清掃洗浄、ピストンのモミ出しくらいは自分で出来る方が良いですよね、 |