フロントブレーキに関しては色々といじっくって、やっとこ理想のブレーキタッチ&パワーを獲得した感じなんですけどね、
その性能を維持していくためには、メンテナンスもコマメに行わないとですね、
特にキャリパーはシールと油圧で微妙な動きをするにもかかわらず、風雨に晒され、ブレーキダストまみれになりがち、
そのままじゃ最高能力は発揮できませんから、丸洗い大会に行ってみますかね〜
 
ブレーキメンテナンスCBR954RR用のキャリパーを流用しておりますが、締結ボルトやらパッドピンやらは社外製の物を使用中。
ベータピンを抜くだけで、パッドを外せる構造なんですけどね、キャリパー換装後、ノーメンテでしたわ(笑
ブレーキメンテナンスキャリパー自体を丸洗いしますんで、バケツにはった水の中にドプンっと漬け込みたいんですけどね
キャリパーはマスターとブレーキホースで繋がったままですから、こんな方法をとってみました。
小型のバケツを紐で吊って、キャリパードブ付け(笑
ブレーキメンテナンス意外と汚れてなかったんすけど、一応、中性洗剤と歯ブラシを使ってこびりついたブレーキダストをOFF。
シール類を痛めちゃうから、酸性や強アルカリ性の洗剤は使わない方が良いでしょうね、
バイクシャンプーでも良いんじゃないかと思いますな。 
ブレーキメンテナンス丸洗いが終わって水が切れたら、ピストンのモミ出しですね、
オーバーホールの時にも使いましたが、今回もメタルラバーの登場です。
ゴム系と金属のこすれる部分の潤滑はコレが手軽で一番ですね。
あっ、便利だからって言っても、絶対にパッド面やディスクに付けちゃダメですよ!
万一付いちゃったら、パーツクリーナーとかで完全に脱脂しましょうね!
ブレーキメンテナンスメタルラバーをピストンとダストシールの間に適量吹き込んだら、あとはピストンツールを使ってグリグリと、
4つのピストンがスムーズに動く用になるまでグリグリと、
あんまり勢いよく回すと、ピストン抜けちゃいますから要注意ですな。
普通にやってれば抜けることは無いですけどね(笑 
ブレーキメンテナンスブレーキパッドの当たり面も確認しておきますかね、
NプロジェクトのキャリパーサポートでNissin4ポッドキャリパーを取り付けて、デイトナゴールデンパッドを使用した場合、パッド当たり面が少しだけディスクからはみ出すんですよね、
矢印の部分が1mm弱ほど残っちゃうんですな、
勿論、このままでは気分悪いので、ヤスリで削っておきます。
それ以外の部分は変な偏摩耗も無さそうな感じっす。 

さあ、あとは組み付けるだけなんですけど、今回はチト寄り道を、
以前、走行後に確認したら、パッドピン抜け止めのベータピンが1本取れて紛失しちゃたんですよ。
機構上、パッドスプリング(リテーナー)でパッドピンは押さえられてるので、ちょっとやそっとじゃ抜けてはこないとは思いますけどね、流石に怖いのでワイヤリングしてみますかね!
でも、ワイヤリングの仕方って知らないんだよね(;^_^A

ブレーキメンテナンスっと言うことでネットを漁ってパッドピンのワイヤリング方法を調べて見たんですけどね、
今使ってるNプロジェクトのステンレスパッドピンは差し込み側の先にベータピン用の穴が開いてるタイプ。
管理人の素人考えだと、図上の方法で締結するんだろうって思ってたんですけどね、
図下の方法で締結してる人が結構多いんですわ、
どっちが正しいんだろうね?
ブレーキメンテナンスどうにもベータピンで締結する方式に納得がいかないので、パッドピンに直接ワイヤーを通す方法でワイヤリング実施!
このワイヤーツイスターって道具、便利ですね〜!
ワイヤーを挟んで固定、お尻のノブを持って引き出すと綺麗に巻き上げられますね、
手で巻く労力を考えたらこれ一家に一個だわな(笑
ブレーキメンテナンスっと、素人施工にもかかわらず、結構綺麗に完成!
上側と下側でワイヤーの長さが変わっちゃったのはご愛敬っすな、
慣れればもっと均一に巻けるようになると思うわ、
これでパッドピンの抜けともさようならですね、
その代わり、メンテ時は面倒になったけどね(汗
 
さて、ブレーキキャリパーの清掃作業はこれで終わりですけど、一応、フルード交換についても記載しておきましょうかね、
管理人は何度もキャリパー、マスター、ホースの換装を行っているの、実は普通にメンテナンスでフルード交換する事はあんまり無かったりするんですわ(笑
ブレーキフルードは熱せられたり、空気中の水分を吸い込んだ入りして劣化しますからね、年1回程度は全交換したい所ですな。
ブレーキメンテナンス管理人はブレーキフルードの交換を行うときはこんなグッズを使ったりしてます。
キジマ製のブレーキフルードチェンジャーなんですけどね、付属の樹脂製ボトルが負圧でへこんじゃうんで、ボトルだけ変えてます。
アルミ製の自転車用のドリンクボトルですな 
手近に有って口サイズが合ったってだけの事っす(笑
ブレーキメンテナンスさあ、フルード交換作業に入る前のお約束。
ブレーキフルードは塗装面を浸食しますが、水で中和されるので、フルードが跳ねそうな所を水に濡らしたタオルで覆っておきます。
これをやるかどうかで、精神衛生上段違い、
慌てずにすみますからね〜
ブレーキメンテナンスあとはキャリパーに前述のチェンジャーをセット、
マスターのフルードポット内のフルードを新しい物に入れ替えて、キャリパー側から吸い出していくだけ、
出てくるフルードの色が透明の新品状態になったらOKですな。
気を付けるのはフルーポット内を空にしないこと!
一瞬でも空になったら、もれなくエア抜きが待っております、
ブレーキメンテナンス万一エアを噛んで締まった場合、コツコツとエア抜き作業を行う訳ですが、
アオちゃん(BALIUS2)はセミラジアルマスターを使用していますので、マスター側からエア抜きしないとダメ・・・
非常に面倒臭い!(笑
なので、エアが噛まないように細心の注意で作業します。
ブレーキ関連のメンテナンスは、ちょっとでも間違うと、全然ブレーキが効かない!なんて事にもつながります。
プロに任せるのが一番確実ですけど、キャリパーの清掃洗浄、ピストンのモミ出しくらいは自分で出来る方が良いですよね、