たぶん管理人の走り方では全く効果が出ないであろう「猫に小判」「豚に真珠」なカスタムパーツ。
「スタビライザー」
フロントフォークの剛性を上げて、コーナーリング時の挙動を適正化し、旋回速度を上げよう!って代物ですね。
ね〜絶対要らないですよね(笑
 
サーキット走行する訳でもないし、峠道をギュンギュン走るわけでもない。
管理人には意味無いし、結構高価なパーツなんでスルーしてたんですけどね、某オークションで安価に落札しちゃった・・・
まあ、遊ばせておくのも何なんで、取り付けて見ましょうかね〜<超消極的(笑

 
スタビライザー落札した商品はこちら。
開始価格が安かったって事で、それなりにヤレた感じ。
未清掃・未洗浄、現物渡しって事だったんで、磨けば多少はキレイになるでしょう!っと期待して落札。
まあそれなりでしたな〜
 
ところがね、大問題発生!

洗浄しようと思って分解始めたら「プレート固定ボルトが1本固着してやがる」「しかも頭の六角穴をなめてやがる」・・・
なんかね、頭の中が真っ白に・・・
CBR954RRブレーキキャリパーの悪夢再び・・・・
固着の原因は腐食じゃなくて「ネジロック剤」っぽいですな。塗りすぎたのをムリにネジって頭なめたんすかね〜
 
まあ、1本くらい外れなくても装着は出来るんですけどね、非常に気持悪いじゃないですか。バラせないとキレイに出来ないし。
っと言うことで、抜けなくなったボルトをなんとかする算段を付けないとね〜
頭なめボルトの抜き方としては、こんな感じですかな?
 
1.ボルト頭を強力につかむ
これはもう「ネジザウルス」とか「バイスプライヤー」の出番っすわな。試す価値は有りそう。でも掴めないかも・・・
 
2.少しだけ残ってる引っかかりに期待
手持ちインパクトドライバ(ショックドライバ)で衝撃を与えつつ押し付け回転運動に期待する。その際、加熱も効果あるかも?
 
3.回せるように加工
ボルト頭を金鋸とかで切れ目を入れて、金工ヤスリでマイナス頭に改造。その上でマイナスショックドライバで回す。
 
4.専用道具に頼る
ボルト頭に数ミリの穴を掘ってエキストラクター登場。ボルトに穴明けるのがチト不安。
エキストラクターが折れたら洒落にならないんだよね〜
 
5.ボルトの肉厚下げる
ボルト頭から貫通穴空けて、ボルト自体のテンションを落とす。勿論、まっすぐ貫通穴空ける自信は無い・・
 
6.無かったことにする(爆
オークションで落札したこと自体を無かったことにして、スタビライザーはお蔵入り。
その際、ブログの記事も削除して証拠隠滅(笑
 
まあ、個人的にはでも良いかな?っとは思うんですけどね(笑
出来たら1か2で抜けて欲しいところ。3でもそれほどの技術はいらないからOKかな。
一応、工具は有るけど4、5にならない様に頑張りますかね、1、2、3がダメだった場合、6に飛ぶ可能性大!(爆
 

スタビライザーまずは一番手間いらず、加工も必要無い1からチャレンジ。
 
車載工具にしてあるバイスプライヤー(ロッキングプライヤー)を取ってきて、ネジ頭が掴めるかチャレンジ。
使われてるボルトは六角穴付きボタンボルト。材質はステンレスっぽいっすね。
ボタンボルトの場合掴み所は縁の薄い所だけ。
かなりの高トルクで挟んでみたら〜
「ガッチン!」掴めました!
スタビライザー掴めても、回せなきゃしょうがないんですけどね。
ネジロック剤の緩みを期待してボルトネジ部をライターで炙っておいてから〜
 
「バキッ!」
外れました!(驚喜
 
実は、全然期待してなかったんで、逆に拍子抜け(笑
ホント、バイスプライヤー、一家に一台だわ!
皆様も車載工具にお加えください。
たぶん、このボルトが抜けなかったんでオークション開始価格が安かったんだと思うんですよね、出品者さんも気が引けるもんね(笑
でも、予想外に簡単に抜けちゃいましたな。
簡単には抜けないと思ってたんで、エキストラクターとかも準備してあったんですけど、ニコニコしながら片付けました(笑
 
スタビライザーと言うことで全パーツ、バラせましたんで、各部を磨きながら洗浄!
まあ、ヤレてるのはそのままなんですけど、結構キレイにはなりましたね。
ジュラコン製のスペーサーは日焼けしてたんで、上下裏返して起きました。見た目は新品ですね〜
でもって、頭がなめてるボルトは勿論交換でございます。
使用されてるプレート部固定ボルトは4本とも同じ物。「六角穴付きボタンボルト M6×15mm」ですね。
メーカーホームページ見たら、一応補修部品としてラインアップされてました。
 1本 ¥250−
えぇっ!?
一瞬、目を疑いました。4本セットでもこの値段は無いわ〜
DIY用のクロモリSCM435のボルトだって、送料込みでも1本40円くらい。ステンレスだってそんなにしないよね〜
勿論、純正補修部品なんか使いません!(笑
スタビライザーさあ、取り付け行ってみますかね〜
まずはフロントフォークアウターのクランプ部から。
これってどの位置に付けるのが正解?
構造的にはフォークアウターの上端部で掴ませるのが一番剛性上がるんでしょうけどね
アウターの強度とか有るし、ズレとかも怖いですから、少し下げました。
上端から6mmくらい下ですね。勿論フェンダーには干渉していません。
プレート付けて位置決めするんで、この段階では仮締めです。
スタビライザーでもってプレート部の固定ですね〜
クランプ部をゆっくり動かしながら、最適な固定位置を探ります。
まあ、難しい事はありませんね。
位置決めが完了したら、新品クロモリボルトでがっちり固定!
新しいボルトは気持ちよいわ〜(笑
固定方法から言って、プレート部の固定は問題無いと思いますが、クランプ部はチト緩みが怖いね。
しばらく走って様子みて、必要ならロックタイト使いましょう。
勿論、使用は最小限でね(笑
さて、取り付け後のインプレッション!
 
ん〜やっぱ分かんないや!(爆
 
そりゃ、そうですわな〜。高速コーナーとかをガッツリスピードで突っ込んだりしないと、剛性感の向上は体感できないでしょうね。
ましてや、管理人のユルユル運転じゃ意味無いですな(笑
単なるドレスアップと言うことでお茶を濁しておきましょうかね〜
 
あ〜「バイスプライヤー」の能力を再認識できたんで、それだけでも今回は成功ですな(爆