二輪車にとって「転倒」はしょうが無いことなんすけどね、転倒に伴う故障で自走出来なくなるのはチト困ります。
転倒での故障、欠損と言えば、やっぱりハンドル回り、ステップ回りが一番多いんでしょうか?
エンジンや足周り、フレームなんかが逝っちゃったら、諦めるしか無いんですけど、レバー折れなんかで自動できないのはつまらないですよね〜
ステップやリアブレーキペダルの欠損なら、なんとか根性で走れるかな?
フロントブレーキレバー、クラッチレバー、チェンジペダルが欠損したら、自走はムリですよね〜
アオちゃん(BALIUS2)にはBEETさんの
ハイパーバンクを取り付けてあるんで、チェンジペダルの先端は可倒式。曲がったとしても折れる事はなさそう。
後は量レバーですね。一応、交換用のレバーは携帯しているんで、よっぽど酷い壊れ方しない限りは修理出来るようにしてあります。
でも、先日の
YZF-R1用ブレーキマスターへの換装で、手持ちの予備レバーが使えなくなってしまいました。
と言う事で、予備レバーを新調するのですが、ついでに可倒式レバーに換装して、更に故障対応能力を上げておきたいところ。

 
いや〜可倒式のレバーって高価なんすね〜
ブレーキレバーを曲げてしまった経験のある管理人は「レバーは消耗品、消耗品にはお金をかけない主義」なんですけどね〜
純正レバーなら2英世さん位で手に入るのに、1諭吉さん超える様な物には手をだせませんな。
っと色々とネットで情報を漁ってみたら、有るもんですね、何とか手を出せるレベルの価格の物が。それでも純正よりは高いけどね。
可倒式レバー手配したのはD3sportさんのアルミピレットレバー
両ブレーキを合わせる意味でクラッチレバーも同じ物。
YZF-R1用のブレーキレバーは対応品があったんですけど、BALIUS2用のクラッチレバーは対応表に無かった・・・
でも、ER-6nとかZRXとかと同じ物がついているんで、行けるだろうと思って手配。
ブレーキ用:R-104(R-19)
クラッチ用:K-750
仕上げがイマイチな部分もありますけど、あの値段なら充分高品位ですね〜
このレバーはレバー長の調節機構もあって、お値打ち感満載ですね〜
可倒式レバー交換が楽なブレーキレバーから行ってみましょうかね〜
 
矢印部分のボルトを抜けば、ブレーキレバーは取り外せます。
裏側にあるロックナットを外してから、ボルトをねじれば抜けてきますね〜
構造的には単純なんで、だれでも出来そうです。
可倒式レバーと言う事でサクサクっと交換。
このレバーは基本的にハンドルに近い設計になってる模様。
一番近い設定にするとグリップにくっつきそうな感じですね
管理人は近めが好きなんですけど、これじゃ使いづらいので、一番遠い設定にしておきました。
この状態で純正を一番近くしたのと同じくらいかな?
可倒式レバークラッチ側はワイヤーで繋がってるんでチト面倒。
まずはレバー側のアジャスターを緩めておきましょう。
大きなロックナットを緩めてから締め込んでゆけば緩みますけど、ちょっと堅いかな?
可倒式レバー続いてクラッチカバー側のアジャスタも緩めておきますかね。
こちらは狭いスペースでの作業になりますけど、まあ問題は無いでしょう。
後々の事考えると、上側ナットを緩めるだけの方が良さそうなんですけど、下側も一緒に緩んじゃうかも(;^_^A
可倒式レバークラッチワイヤーがユルユルになってますんで、レバーを取り外せますね。
クラッチレバーはピンでとまってます。
裏側のナットを外せばピンは抜けるんですけど、ここは狭くて作業しずらかったな〜
矢印の部分に入っている真鍮ブッシュはピレットレバーでも使用しますんで、抜いておきます。
ブッシュ抜くとスプリングが飛び出してきますんで注意。
可倒式レバー真鍮ブッシュを取り付けたら、後は取り外しの逆の手順で取り付ければ換装終了。
クラッチワイヤーの遊び調整は、実際に走って調整しないと出来ないので、ざっくりとセットしておきます。
後で微調整するんで、ガッチリロックしない方がよさそうですね
さあ、左右とも換装完了しましたんで、各部のチェックをしておきましょうかね〜
 
レバーフィーリングは純正と変わらない感じなんでうけど、レバーのエッジが立ってる感じなんで、慣れない内は違和感あるかもしれませんね、慣れたら問題無いとは思いますけど。
レバー比が変わってるわけじゃ無いんで、ストローク感は全然かわりません。
管理人はブレーキ・クラッチ共に人差し指、中指の2本がけ。レバー長は一番短くした状態がベターな感じ。2〜3フィンガーって感じですかね〜
可倒式レバー可倒式レバーの具合はこんな感じっすな〜
位置決めボールが入ってる構造で、ポクって感じで曲がります。
意外と弱い力で曲がりますね〜
不用意に何か引っかけて曲げないように注意しないと。
まあ、戻すのも簡単なんで特に問題にはならないけどね
これでレバー折れの恐怖からは解放されそうですね、これで欠損するような時は自走を諦めた方が良さそう(笑